GUERRILLA The taking of Patty Hearst

大金持ちの娘が過激派に誘拐されてそのまま過激派に入って人民解放だ!とか階級闘争だ!とか言いながら銃持って銀行襲ったりしてしまうというドキュメンタリー。

この行動が洗脳によるものなのか、ストックホルムシンドロームから来るものなかは分からないけれども、逮捕された後のあっさりと洗脳が解けたり、特赦によってすぐに釈放されたりするのはやはりブルジョワ階級からくるものには間違いない。
理想郷的共産主義というのは実現すれば確かに素晴らしいモノだが、誘拐犯とその被害者云々考慮してもそれらを遂行しようと加担していた人間が金で解決する悲しさ。
誘拐犯とその被害者云々考慮しても、他の中産階級であろうメンバーは現在も服役中であったりする事からも理想は理想のまま大きな幻想に終わってしまった。


色々と考えさせられる映画だったのだけれども、パティ・ハーストが過激派のメンバーに惚れて「私たちの愛は個人の意志によるものではなく人民解放と闘争から来るもの」見ていて太宰治人間失格の中にあった葉蔵とツネ子のやり取りで「女というものは自分の都合の良い様に物事を解釈する」というのをふと思い出した。