イエスメン2〜今度は戦争だ!〜

お笑いテロリスト イエスメンが勝手に企業名名乗って会議に出席して好き勝手嘘を言いまくったりしょうもないイタズラしかけたりするドキュメンタリー。

新自由主義経済の名の下に儲けを優先してそれにかかった犠牲に対しての配慮や補償は一切関知しない企業。
それに対してその企業を名乗り補償をするとニュースで発言して株価下げたり、新商品プレゼンで地球温暖化を揶揄した人肉風キャンドルを金持ちにくばってみたりと、このシニカルかつ頭の良い馬鹿丸出しな感じは初期パンクのアティテュードそのもの。

ニューヨークタイムズの偽物バラまいてイラク戦争が終結したとか、ブッシュを国家反逆罪で起訴とか、エンジンがついてる車は排気ガスを出すのでリコールするとか希望的観測のウソ記事を見て、嘘だと分かっていてもそれらを読んで喜ぶ人々。


社会及び世界本来の姿とは嘘に嘘を重ねている現在に幾ら真っ当な事な正論や事実を突きつけたとしても本来の姿の欠片なども見えないが、内側から発生した正当化された嘘に嘘をつく事で、逆説的に嘘から見える真実というものは垣間みる事が出来ると実感した映画だった。