インナーサークル、虫を作って食べる

宗教施設訪問視察団体インナーサークル、二回目の活動は二回目にして当初の趣旨からおおいにずれる昆虫標本製作と昆虫食について。

指針がWe make initiation not recreationと勝手に決めてるのでこれもまたイニシエーションということで。



まずは昆虫標本を作る為に数ヶ月前にムシキングバザーにて購入した乾燥してるサソリとかトカゲを開封します

事前準備は開催三日前からしないといけないので工房で一人で開封作業していたのだけども、
この時に嗚呼そういえば虫苦手だったわと再認識したけどこれもイニシエーションだと割り切って黙々と開封。

この時点では完全に固まっているので無理に動かすと関節が取れます。



開封したものを三日間水に漬けてふやかして初めてポージングが可能となります。

昆虫(一部爬虫類)達による水中クンバカ



三日経ったところで取り出して水を拭き取ります。

取り出そうとタッパーを開けるとかなり変色した水が見えると共にとんでもない悪臭が漂う。
中の虫達は・・・ひっ!死んでる!?


取り出した標本をティッシュなどで水分を拭き取ります。
この拭き取ってる感じで結構ぶよぶよになってるのが分かる。
これはこれですぐ関節もげそう。





水分をよく拭き取ったサソリを標本箱にセットします。

最初は若干ビビリ気味にピンセット使ってたけどもうここらへんからは全員素手で鷲掴みにして箱に放り込んでた。
慣れとは恐ろしい。





虫ピンを使ってポージングして固定させていきます。

立体感とか躍動感をつけるのが難しくヘル・レイザー並に無駄にピン刺してる気がするけどはこれはこれで猟奇的で良さげ。





ついでなんで今度は2匹を箱に入れて戦わせてみます

作業自体は楽しいのでそのうち瀕死衣料標本部門ができるかもしれない。




出来上がったものを早速工房の棚に飾ります。

ますます何屋か分からなくなった





最後に構成員一同で作ったものを並べて記念撮影大会。
これにて第一部完。




第二部は昆虫食。
作るイニシエーションから食べるイニシエーションへと移ります。


アメ村から歩いて徒歩10分前後の日本橋にある中華料理屋鑫福へ。




ここら辺一帯が在日アジア人向けの店が多く、店内の客も日本人の姿はなく、メニューも日本語表記がなかったり、あっても表記がおかしかったり謎フォントを用いたりしているので、日本の中の中国って感じがした。
ゴールデンウィークは香港に旅行でもするかと考えていたけど無しになったのでちょっとした旅行気分は嬉しい。


とりあえず怪しげな物を適当に注文していきます。

蚕と海老を揚げた料理。こうやって平行して食べてみると蚕も海老の皮だけ食べてるみたいな食感でなかなか美味。




鶏足と頭。頭は丸ごと食べようと思えばいけるけど周りの肉だけ食べる方が美味い。
足は柔らかくて食べやすいけど手羽先以上に食べるところが少ない。





餃子on食パン。この雑な乗せ方に現地感を感じて大変良いです。Fuck The OMOTENASHI。
味は餃子は餃子。食パンは食パンでした。





そして最初に注文したのに何故か一番最後に出てきたセミと表記されてる蛾の蛹。
虫串って時間かかるのかは不明であるけれどもほぼデザート扱いで食べてみると先ほどの蚕と最初の食感は似てるけど後から口に広がるクリーミーな何か。

なんかよくわからんけど美味い。けど後味はちょっと土臭い。


これにより割とインセクトフェアーな部分を克服できたかもしれないしできなかったかもしれないけど、食糧難により21世紀期待の食料虫食の時代が来ても割とすんなり受け入れられる様になった事は確かにしたところで今回のイニシエーションの報告を終えたいと思う。